SOMPO Digital Lab 開発チームブログ

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エンジニアの端末スペックを見直し、生産性を向上しました!

SOMPO Digital Lab ソフトウェアエンジニアの小林です。

今回、弊社のエンジニアが利用するMac端末のスペック見直しを行ったので紹介します。

以前の標準端末

入社時期によりますが、私 (2023年4月入社) の場合、以下の端末が貸与されていました。

カテゴリ スペック
種類 MacBook Air
サイズ 13.6インチ
CPU M2 (8コアCPU / 8コアGPU)
メモリ 16GB
ストレージ 256GB
キーボード JIS配列

その他のメンバーも基本的にはM1以降の世代のMacBook Airが貸与。

Apple Siliconを搭載したMacなので、上記の端末でも基本的な動作で不満を感じることはないかと思います。

課題

一方、エンジニア同士の会話で端末スペックに関する課題が聞こえてきました。
そのため全体でヒアリングしてみた結果、以下のような課題が発生していました。

  • 複数のプロジェクトに関わっている場合、Docker Imageなどがストレージを圧迫し度々ファイルの削除やクリーン作業が発生している。
  • 複数のDockerコンテナを立ち上げて作業している場合に、メモリ不足が発生しスワップによりストレージが不足する。
  • 重い作業をしている場合に、Web会議で声が聞こえにくい、固まることがある。(特に夏場)
  • US配列を好むエンジニアが多く、出社時に生産性が落ちる or キーボードを持ち運ぶストレスがある。
  • 私物PCでは複数の外部ディスプレイを利用しているが、貸与端末では1枚しか利用できない。

課題の整理

簡単に整理すると、以下の結果となりました。

  • ストレージが不足している。
  • メモリが不足している。
  • 強制的にJIS配列のキーボードになってしまう。
  • 外部ディスプレイが1枚しか利用できない。

今回導入されたMacのスペック

上記の内容を踏まえ、最終的に以下のスペックの端末を導入しました。

カテゴリ スペック
種類 MacBook Pro
サイズ 14インチ
CPU M2 Pro (10コアCPU / 16コアGPU)
メモリ 32GB
ストレージ 1TB
キーボード US配列

※ 端末の発注自体はM3チップの発表前でしたので、M2 ProのMacBook Proです。
※ 今回は全員がUS配列希望であったため一律でUS配列の端末を導入しました。

選定した前提条件

  • 弊社では主にWebサービススマホアプリの開発が中心であるため、それに充分に耐えられるスペックであること。
    • 特にメモリ、ストレージ
  • 出社時を考慮し持ち運びしやすいサイズであること。
  • 外部ディスプレイ2枚以上に接続可能であること。

新端末を割り当てられたエンジニアの声

  • ビルドが高速になった。
  • 複数のアプリケーションを同時に実行しても、もたつかなくなった。
  • ストレージ不足が解消されファイルを整理するストレスがなくなった。
  • Web会議が安定するようになった。
  • US配列になったので、無理に外部キーボードを持ち歩く必要がなくなった。
  • HDMIポートが搭載されたため、USB-Cハブを持ち歩く必要がなくなった。
  • 2枚以上の外部ディスプレイに接続して表示できるようになった。
    • ※エンジニアの作業環境は別の記事で紹介予定です!

エンジニアが集まった時の写真です

まとめ

  • 以前の端末で抱えていた課題は改善され、エンジニアの満足度や生産性は向上したと感じています。
  • 弊社では開発の生産性を上げるため、端末だけではなくサービスやソフトウェアなど積極的に投資しています。

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