SOMPO Digital Lab ソフトウェアエンジニアの木村です。
私は今現在、業務の一環でre:Invent 2023に参加する為、ラスベガスに来ています。 今年はSOMPO Digital Labからは私を含め計5名のエンジニアが参加することになりました。
1日目の今日は私が参加したセッションの一部と、1日目に見て回ったExpoの展示について書きたいと思います。
Managing many IP cameras at the edge with Amazon Kinesis Video Streams
1日目に私が参加した中で1番興味深かったものがこちらのセッションでした。
こちらのセッションは Chalk Talk と呼ばれるセッションのスピーカーと参加者が議論と対話をしながら話していくタイプのセッションでした。 ベースはスピーカーがスライドを使って話していくのですが、都度参加者から質問を受け付けており、それに対してAWSのプロフェッショナルであるスピーカーがベストプラクティスに則って回答していくような流れです。
始めにAmazon Kinesis Video Streamsの基本的な概念についての話から始まり、データの保存時に必要なフラグメントの分割、インデックスの付与、暗号化について、さらには保存したデータをHTTPSベースのプロトコルでどのように配信するかについても議論が展開されました。
他にもカメラデバイスとAWS基盤間の認証の方法、取得したカメラデータとその他の情報(例として挙げられていたのは車載カメラの情報とその他の車載センサー情報でした)をどのように組み合わせることができるのかについて実用的なサービスモデルを例に挙げつつ議論されていました。
参加者からの質問で面白かったのが提示された例について「このシステムの考え方はインダストリアルな現場でも応用ができるのか?」という質問で、普段Webアプリケーションを作っている我々のようなエンジニアからはなかなか出ない質問ですね。参加者の多様さが伺えます。
実際にAmazon Kinesis Video Streamsを使って簡単なシステムを実装してみたくなりますね。
Expo
Expoは各企業が自社サービスの展示を行っている会場です。
エンジニアであれば誰もが知っている企業から、まだ名前も聞いたことのないようなスタートアップまで多くの企業がブースを出しています。ブースでは企業がノベルティを配布しており、これを目当てに企業担当者の話を聞く参加者も多いです。
我々が利用しているサービスだとGitHub, Snyk, Datadog, StackHawkなどが出展していました。
SnykとStackHawkの導入に関してはまた別の記事で詳しく解説できればと考えています。
また今回Red Hatが赤い帽子を配布していて、これは大変洒落が効いていて且つ見た目もおしゃれなので、現地にいる方には是非足を運んでみることをおすすめします。
Expoへは2日目以降も足を運ぶ予定なので、また面白いものがあれば記事にしたいと思います。
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