SOMPO Digital Lab 開発チームブログ

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QAエンジニアからみた開発チームの魅力【前編】

SOMPO Digital Lab QAエンジニアの穴原です。

2023年8月にSOMPOホールディングスの内製開発チームに仲間入りし、約10ヶ月間過ごしてきました。

その間に感じた魅力や特徴を、QAエンジニアの視点から皆さんに紹介します。

どんなところで働いているの?

SOMPOホールディングスにデジタル・データ戦略部という組織があり、その中の「Sprintチーム」と呼ばれる内製開発チームに所属して働いています。

このデジタル・データ戦略部はDXを通じたグループを横断した既存事業の変革に加え、既存事業にとらわれない社会課題の解決につながる事業創出を目指しています。

社会課題の解決を通じ、そもそも保険が必要のない社会を目指している変わった組織です。

その中でプロダクト開発を主に担っているのがSprintチームです。

どんな人たちと働いているの

Sprintチームはサービスデザイナープロダクトデザイナー、エンジニア、PMO、QAから構成されていて、これらのロールのメンバーからプロジェクトごとにメンバーをアサインしてチーム組成してプロダクトを作っています。

中途のメンバーが中心なので金融業界特有の堅苦しさは全く感じないオープンなチームです。

同じ部署には事業創出に携わるメンバーやデータ分析に長けたデータエンジニアなど多彩な能力を持つ選りすぐりのメンバーから構成されており、大企業の人材の分厚さをひしひしと感じながら日々刺激を受けています。

Sprintチームってどんな開発チームなの

大企業&金融業界にしては珍しいかもしれませんが、Sprintチームは自分たちだけでプロダクトを作り切ることができるガチの内製開発チームです。

各ロールのメンバーも各分野でキャリアを積んできたメンバーによって構成されており高い専門スキルを持ったメンバーから構成されています。

前職では見かけなかったUXデザインや操作性に特化した専門家の活躍を目の当たりにすることで、優れたユーザー体験というものは狙って作るものだと体感しました。

QAエンジニアの立場から見た開発チーム

端的に良いチームだと感じています。

まず、技術力が高く、更に品質にも強い意識を持っているメンバーが多くいます。

おかげで、開発中のプロダクトにおいてQAがレベルの低いバグに忙殺されることはほとんどありません。

会社によってはQAがテストにばかり時間を取られている開発現場もあるかと思いますが、ここでそういった苦労はほとんどありません。

エンジニアのシステムデザイン、設計、実装力や品質への責任感によって品質のベースラインが高いところにあるおかげで、テスト以外の品質改善活動にも時間を割けるという贅沢な環境です。

エンジニアリング力以外の強みは?

人柄の良い協力的なメンバーが揃っています。

品質向上のために提案する施策に対しても協力的に接してくれるメンバーばかりなので、解決もしやすいです。

導入を検討していたテスト自動化やコード解析ツールのトライアルを行う際にユーザーとしてツールを利用してもらったり、CIへの組み込みを行なってもらったりなど快く対応してもらえています。

その他にもプロジェクトを横断的にコントロールしているPMOのメンバーがいることで、品質関連の取り組みを開発チーム全体へ展開する場合にも協力しながら進めやすくなっています。

社員のQAが参画できていないプロジェクトで品質面の懸念が出てきたときにはPMOのメンバーが懸念を共有してくれたり、同じ危機感を持ちながら品質面でのプロジェクトコントロールに向き合ってくれています。

加えて、各メンバーがお互いに必要な議論を十分に行なってモノを作っているようにも感じます。

すべてのケースではないですが「より良いユーザー体験を考えるデザイナー」、「開発生産性や保守性も重視するエンジニア」、「プロダクトの品質を重視するQA」がそれぞれの立場から懸念や利点を相互に伝えながら適切な仕様を議論し、開発を行なっていたりします。

こういった部分も各メンバーがお互いの考えを尊重できる人柄の良さがあるからこそだと思っています。

QAエンジニアとして見ると、このように責任感の強いメンバーと風通しの良い環境で働けるのは非常に魅力的です。

前工程での問題解消(いわゆるシフトレフト)が自然と実現できており、結果として使いやすく、作りやすく、バグの出づらいプロダクト作りに取り組めているように感じています。

長くなったので後編に続きます。

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